対象プランオプション機能
1. 概要
EventHubにユーザーが登録されると、ユーザー登録Webhookが発火します。このWebhookをトリガーとして、ワークフローのレシピが起動し、指定したスプレッドシートにユーザー情報が自動で連携されます。連携できる項目は、Webhookで送信されるデータ項目のみです。項目の詳細は、ユーザー登録をご覧ください。
2. 利用するテンプレート
本ヘルプページでご紹介するレシピは、『011【テンプレート】参加登録』です。利用するレシピは、Webook.zipに格納されています。レシピを利用するよりダウンロードしてください。
3. 収集するプロフィール項目を準備する
EventHubの管理画面へログインし、[基本設定]>[プロフィール項目]>より、チケットで登録してもらうプロフィール項目の設定をしてください。詳細は、プロフィール項目の設定をご覧ください。
4. スプレッドシートを準備する
スプレッドシートを新規作成します。
連携したいプロフィール項目を格納するため、1行目に、連携したい項目名をヘッダーとして設定してください。設定する項目名は自由に命名いただけます。後ほど、設定したスプレッドシートの項目名と、Webhookで受け取るデータ項目をマッピングします。どの項目の情報か分かるような名称を設定してください。
例:「メールアドレス」「会社名」
連携可能な項目はユーザー登録の項目をご覧ください。
5. ワークフローにログインする
① EventHubの管理画面から[設定]>[ワークフロー]をクリックし、[利用する]を選択します。
<tips> -ワークフローメニューが表示されない場合は、担当のカスタマーサクセスサクセス または 画面右下にある吹き出しマークからカスタマーサポートへお問い合わせください。メニューは表示されるものの、うまくログインできない場合はセッションが切れている可能性があります。一度EventHubの管理画面をリロードしてください。</tips>
6. Webhookを設定する
<attention>3. 収集するプロフィール項目を準備するを実施してから、Webhookを発火してください。</attention>
[Start guided setup]をクリックし、トリガーとなるwebhookをEventHubへ設定します。
設定方法の詳細は、トリガーに設定しているWebhookを発火させるをご覧ください。
webhookの設定が完了すると下記画面が表示されますので、[Setup webhook]をクリックします。<tips>特定のイベントやチケット、または特定の登録項目に該当するユーザーのみをスプレッドシートに書き出したい場合は、書き出し対象を絞り込む必要があります。
詳しくは、8. 特定の条件にヒットした場合のみ、書き出したい場合をご覧ください。</tips>
7. スプレッドシートを連携する
① [+]をクリックし、[Action in app]をクリックします。右側に、Choose an appが表示されるので[Google Sheets]をクリックしてください。
② [Add row]をクリックします。
③ スプレッドシートと連携するアカウントを設定します。
④ 連携したいスプレッドシートを作成するで作成したスプレッドシートを呼び出します。
<tips>スプレッドシートIDを使用して呼び出すことも可能です。</tips>
⑤ 連携したいシートを選択します。
シートを選択すると、連携したい項目名をヘッダーに記載するで設定した項目名がColumnsに表示されます。
8. スプレッドシートに連携したいプロフィール項目をマッピングする
[New event via webhook] > [Payload]より、スプレッドシートのColumnsに何を連携したいか、マッピングをします。下記画像のように、トリガーであるユーザー登録Webhookの出力データ(※データピル)が表示されています。Columnsの箇所にデータピルを割り当ててください。
Payloadより設定したい項目を右画面のColumnsにドラッグ&ドロップしてください。
<tips>独自に追加したプロフィール項目は、customFieldXXXXという項目になります。各プロフィール項目の番号「XXXX」はEventHub管理画面の[基本設定]>[プロフィール項目]に表示される[項目ID]よりご確認いただけます。</tips>
設定した内容を[Save]したあと[Start recipe]をクリックし、レシピをアクティブにします。
これでレシピの設定は完了です🎉
ユーザーが登録したデータをスプレッドシートへリアルタイムに書き出すことができるようになりました!さまざまな用途で、ぜひご活用ください。
応用編: 特定の条件にヒットした場合のみ、書き出したい場合
特定のイベントやチケット、または特定の登録項目に該当するユーザーのみをスプレッドシートに書き出したい場合は、条件分岐を使って書き出し対象を絞り込む必要があります。
ここでは、特定のイベントに登録したユーザーのみを書き出すケースを例に、webhookトリガーに条件を設定する方法をご紹介します。
特定のイベントに登録したユーザーのみ書き出す場合
<tips>5. Webhookを設定する際に、以下の条件を追加してください。</tips>
① トリガーとなるWebhookをクリックします。設定画面を下までスクロールし、Set trigger conditionのトグルをONにします。
② トリガーを発動する条件を追加します。New event via webhookのPayloadより条件分岐に使用したい項目を右画面にドラッグ&ドロップしてください。
項目名 | 説明 | 設定値 |
Trigger data | 条件分岐に使用したい項目を設定してください | PayloadのEvent Key |
Condition | 条件式を設定してください | "equals" |
Value | 判定に使用する値を入力してください eventkeyやticketiなどのIDを取得する方法は、API連携に必要なIDを取得するをご覧ください。 |
対象のeventkey |
<tips>条件式の詳細は、https://docs.workato.com/ja/features/if-conditions.html#conditionsもご覧ください。</tips>