対象プランオプション機能
以下の方法でワークフロー環境からエラーメッセージを確認することが可能です。エラー詳細をご確認の上、対応を行ってください。ここでは、エラーメッセージの確認方法と解決までの道筋例を記します。
1. エラーメッセージを確認する
実行しているワークフロー内で、エラーが発生した際、以下の手順でエラー内容を確認することができます。
① ワークフローにログインし、該当レシピを選択します。
② [Jobs]タブを選択します。ワークフローの実行結果やその履歴を確認することができます。エラーが発生した場合は、赤字で表示されます。
③ Jobが失敗しているレコードを選択します。[Error]のタブをクリックすると、Job失敗の詳細エラーを確認することができます。
2. エラー発生時にメール通知する
実行しているワークフロー内で、[Jobs]がエラーになった際、エラー内容をメール通知することできます。あらかじめ設定しておくことで、都度ログインせずとも早期にエラー発生を検知することが可能です。
① 左メニューより、[Workspace admin]をクリックします。
② [Settings] > [Debug and logs] > [Error alerts]をクリックしてください。[Recipients]に通知先のメールアドレスを設定し、[Save]をクリックしてください。
3. エラー解決までの道筋例
例: 必要なIDが存在しない
以下のエラー場合は以下の2点を見ることで、9行目のLookup tableの箇所で、一致する項目が見つからないというエラーを吐き出していることがわかります。
[Error]:Unable to find an entry matching search parameters
[Error source]:Lookup tables by Workato
つまり、ユーザー情報をどのHubSpotのリストに格納するかシステムが見つけられていない状態という仮説が考えられます。そのため、Lookup tableの設定内容を確認し、ユーザー情報の格納先の設定内容を確認してください。
① [Tool ]>[Lookup tables]から、エラーが発生している該当Lookup tableを選択してください。ここではHubSpotのキャンペーンリストでエラーが発生しているので、以下を選択します。
② 今回発生しているユーザー情報の格納先の該当Eventkey もしくは 該当List IDが存在していないことが考えられます。存在しない場合は、ユーザー情報の格納先を追加しましょう。[Add entry]からEventkeyとList IDを設定してください。
③ 上記で格納先のEventKeyとList IDを設定したあと、エラーが発生しているレシピのJobのページに戻ります。[Repeat this job]をクリックし、Jobを再実行しましょう。
再実行後は Jobが[Successful]になります。
もし引き続き Jobが失敗する場合は、また別の要因が起因してエラーを引き起こしています。
冒頭で説明したエラー内容を元に、エラー発生原因を1つずつ修正していきましょう。
4. EventHubへの登録連携エラー
ワークフローを利用してEventHubに登録連携する際に何かしらのエラーが発生した場合、RESTに準拠したHTTP StatusCodeと共にエラーメッセージを返却します。主なエラーコードを記載いたします。
statusCode | message(例) | 原因 |
400(Bad Request) | email address is already registered | email(など重複が許可されない項目)が重複している |
400(Bad Request) | email must contain only ASCII characters | email(などASCIIコード以外の文字が許可されない項目)にASCIIコード以外の文字が含まれている |
400(Bad Request) | lastName should not be empty | 必須項目(lastNameなど)が指定されていない |
400(Bad Request) | customFields.0.value must be a string or string array | スキーマーが違う(ここではcustomFieldsのobjectに対してvalueを指定する際に不正なデータ型を指定している) |
400(Bad Request) |
customField 123 cannot be registered for participant users | 項目の取得「対象ユーザー」が一致していない、あるいは登録時に登録フォームで収集するを指定していない |
400(Bad Request) |
customField 123 do not have customFieldOptionId or value properties | カスタム項目でcustomFieldOptionId/valueのいずれも指定しない |
400(Bad Request) |
customField must contain either customFieldOptionId or value property | カスタム項目でcustomFieldOptionId/value両方とも指定した |
400(Bad Request) | customFieldId 12 not found | カスタム項目で指定したidが存在しない(一致しない) |
400(Bad Request) |
customFieldValue apple not found | カスタム項目で指定したvalueが存在しない(一致しない) |
400(Bad Request) | customFieldOptionId 1234 not found | カスタム項目で指定したcustomFieldOptionIdが存在しない(一致しない) |
400(Bad Request) | Required customFields missing | 必須となっているカスタム項目がリクエストに含まれていない |
400(Bad Request) | Ticket cost must be free and status on sale or private to register a user | - イベントの閉鎖日時を過ぎている - チケット・フォームの登録期限や上限数を超えている - ステータスが準備中になっている - 有料チケットになっている |
400(Bad Request) | Ticket not found | 指定したチケットが存在しない もしくは指定したeventKeyにチケットが紐づいてない |
403(Forbidden) | Event not found | 契約に紐づいていないeventKeyが指定された もしくは存在しないeventKeyが指定された |
401(Unauthorized) | X-API-KEY is required | X-API-KEYが指定されてない |
404(Not Found) | User not found | 指定したユーザーが存在しない |