対象プランオプション機能
本記事では、連携を開始するために必要な事前準備として、SalesforceとWorkato間の認証設定、Salesforce側で必要なオブジェクト作成、キャンペーンメンバーの状況の設定手順をご紹介します。
連携を進めるにあたり、貴社Salesforce管理者の承認や必要に応じた管理者権限が必要となる場合があります。
スムーズなオンボーディングおよび連携設定を実施するために、本ヘルプページをご確認の上、事前に認証設定を完了し、接続が可能な状態であることをご確認いただきますようお願いいたします。
ワークフローにログインする
① EventHubの管理画面から[設定]>[外部連携]>[ワークフロー]をクリックし、[利用する]を選択します。
<tips> -ワークフローのメニューが表示されない場合は、担当のカスタマーサクセスサクセス または 画面右下にある吹き出しマークからカスタマーサポートへお問い合わせください。
-メニューは表示されるものの、うまくログインできない場合はセッションが切れている可能性があります。一度EventHubの管理画面をリロードしてください。</tips>
1. Salesforceの認証を完了させる
まずはじめに、WorkatoからSalesforceへ連携できるよう認証を完了させておきましょう。
SalesforceユーザーであればWorkatoからSalesforceに接続できますが、連携したユーザーのアカウントが停止した場合、各種連携が停止する恐れがあります。連携が永続・安定できるよう接続に必要なロールや権限を持った連携用のユーザーを作成することを推奨します。接続に必要なユーザー権限とアクセス設定の詳細および、付与する権限や割当てに関する詳細は、こちらをご参照の上ご確認ください。
<tips>SalesforceへのアクセスにIPアドレス制限を設けている場合は、Workatoからの接続を許可するために、Workato日本データセンターのIPアドレスをSalesforceに追加してください。詳しくは、Workato公式のアローリストをご覧ください。</tips>
Workatoの管理画面に遷移後、配布された【テンプレート】Salesforce から、[Connections]をクリックします。
表示されているConnectionsをそれぞれ設定します。
なお、 【レシピ❷】Salesforceのキャンペーンメンバーに追加されたら、EventHubに登録するを利用しない場合、HTTP:EventHub APIの設定は不要です。
OAuth : Salesforce
① 連携するために必要な設定がデフォルトで入力されています。変更を加えず、そのまま[Connect]を選択してください。
② Salesforceのログイン情報を入力し、OAuth 2.0認証を行います。
HTTP : EventHub API
EventHubのAPIを操作できるよう、以下の項目を入力し、連携先のConnectionとして接続します。
<tips>【レシピ❷】Salesforceのキャンペーンメンバーに追加されたら、EventHubに登録するを利用しない場合、HTTP:EventHub APIの設定は不要です。</tips>
Connection type | [Cloud]を選択します。 |
Authentication type | [Header auth]を選択します。 |
Header authorization | keyに[X-API-KEY]、ValueにEventHubで取得したAPIキーを入力します。APIキーの取得方法はこちらをご確認ください。 |
Endpoint has case-sensitive headers? | [No]を選択します。 |
Base URL | [https://api.eventhub.jp/v1]を入力します。 |
Use custom TLS/SSL certificate settings |
[No]を選択します。 |
これでWorkatoのコネクション先としてSalesforce連携が可能となります🎉
弊社から提供するレシピを実行するためには、いずれも認証済みのSalesforceアカウントが必要です。認証したSalesforceアカウントをコネクション先として選択してください。
2. Salesforceでカスタムオブジェクトを作成する
ワークフローを利用したSalesforceの連携に関する基本レシピご利用いただく場合、Salesforceでカスタムオブジェクトを作成していただく必要があります。
Salesforceの[設定]>[オブジェクトマネージャ]から、キャンペーン[Campaign]およびキャンペーンメンバー[CampaignMember]にカスタムオブジェクトを作成してください。
<tips>項目の表示ラベルは、レポート上で判別しやすい名称をご自由に設定してください。</tips>
① キャンペーン[Campaign]にカスタムオブジェクトを作成する
項目名 | 項目の表示 ラベル |
データ型 | 説明 |
eventKey
|
eventKey
|
テキスト(100)
|
イベントのeventKey |
ticketId
|
ticketId
|
テキスト(100)
|
登録用に作成したチケットフォームのticketId |
<attention>【ワークフロー】Salesforceのキャンペーンメンバーに追加されたらEventHubに登録するを利用しない場合は、設定不要です</attention>
② キャンペーンメンバー[CampaignMember]にアンケートの設問と回答のカスタムオブジェクトを作成する。数に上限はありません。
項目の表示 ラベル |
データ型 | 説明 | |
QuestionXXX__c
|
設問XXX
|
ロングテキストエリア(2000)
|
アンケート情報を連携したい場合は、少なくとも1つ以上作成してください。 |
AnswerXXX__c
|
回答XXX
|
ロングテキストエリア(2000)
|
QuestionXXX__cを作成した数分、作成してください。 |
3. Salesforceの[キャンペーンメンバーの状況]に値を設定する
ワークフローを利用したSalesforceの連携に関する基本レシピご利用いただく場合、利用レシピによってはSalesforceの[キャンペーンメンバーの状況]に、適切な値が設定されている必要があります。
値を設定する方法は以下の通りです。貴社の運用に合う方法にて設定してください。
❶ ワークフローでキャンペーン作成と同時に自動設定する方法
ワークフロー:イベントを作成したらSalesforceのキャンペーンとレポートを作成するでは、キャンペーン作成と同時に[キャンペーンメンバーの状況]も自動で設定可能です。自動設定したい場合は、処理を実施できるように以下に従って[Unskip]に変更してください。
① 3行目の[Create キャンペーンメンバーの状況s in batches in Salesforce]にて、いずれかの[Edit]をクリック
② [Unskip]をクリック
③ 利用したい値を入力してください基本レシピ内では以下の値を設定するようになっています。必要に応じて、貴社の運用に沿った値に変更してください。
- 01_メンバー登録
- 02_メール送付
- 03_当日申し込み
- 04_出席
❷ Salesforceで手動設定する方法
キャンペーン作成後に値を設定する、キャンペーン毎に設定する値を変更したいといった場合はSalesforceから手動での設定が必要です。
① [キャンペーンメンバーの状況]から[新規]をクリック
② 利用したい値を入力し、[保存]をクリックします。これで設定は完了です。
<attention>[キャンペーンメンバーの状況]がSalesforceの画面上に表示されない場合は、Salesforce管理者がリストをページレイアウトに追加する必要があります。</attention>
<tips>連携設定をする中でエラーが発生した場合は、恐れ入りますが、カスタマーサポートにお問い合わせください。お問い合わせの際は、発生しているエラー内容がわかるスクリーンショットを添えた上でご連絡いただきますようお願いいたします🙇♀️</tips>