名刺をスキャンして素早くデータ化する新サービス「EventHub Lead Scan」の提供を開始しました。
1. EventHub Lead Scanの特徴
「EventHub Lead Scan」は、専用のアプリ不要でお手持ちのスマートフォンのカメラで名刺をスキャンしその場ですぐにデータ化を行い、EventHubに顧客情報を保持しておくことが可能です。イベントの現場でヒアリングした内容やアンケート回答も追記でき、即座にMA・SFAへデータ連携させることが可能です。
- スマートフォンのカメラで、名刺を読み取り、瞬時に名刺情報のデータ化を行えます。
- MA・SFAツールにデータを連携し、スピーディに営業チームへ顧客情報を伝えられるため、営業機会の損失を最小限に抑えられます。
- スキャンし、EventHubに登録されたユーザーは、横断ユーザーにも蓄積されるため、横断メールのワンクリック登録機能でナーチャリングイベントやウェビナーへ誘導ができます。
<tips>本機能はオプション機能です。詳しくは、担当のカスタマーサクセス または 画面右下にある吹き出しマークからカスタマーサポートへお問い合わせください。</tips>
2. 出展イベントを作成する
① [出展イベント一覧]から、[新規作成]をクリック。出展イベントを作成します。
② 以下の項目を設定し、[追加]をクリックします。
項目 | 説明 |
サポート言語 | 出展フォームに表示される言語を設定することができます。 |
イベント名 | イベント名を入力します。後から変更が可能です。 |
開催地タイムゾーン |
以下の選択肢からお選びください。 タイムゾーンに関する詳細はタイムゾーンの表記についてをご覧ください。 |
出展者名 | 主催者名を入力します。 *データとして保存しますが、現状は本項目を使用する機能はございません。 |
出展者メールアドレス | 主催者の問い合わせメールアドレスを入力してください。 *データとして保存しますが、現状は本項目を使用する機能はございません。 |
③ [基本設定]>[出展イベント情報]から情報を入力します。
項目 | 説明 |
イベント名 | イベントの名前を入力します。 |
出展者名 | 主催者名を入力します。 *データとして保存しますが、現状は本項目を使用する機能はございません。 |
出展者メールアドレス | 主催者の問い合わせメールアドレスを入力してください。 *データとして保存しますが、現状は本項目を使用する機能はございません。 |
各日程の設定:イベント開催期間 | イベントの開催期間を入力します。 *イベントの開催期間を超過した場合は、名刺スキャンおよび出展フォームの送信はできません。 |
<tips>作成したイベントは、出展イベント一覧のほか、横断イベント分析にも反映されます。</tips>
3. 出展フォームを作成する
[基本設定]>[出展フォーム]から、出展フォームの上部に表示されるフォーム名と概要を設定します。画面右側の鉛筆マークより編集が可能です。
項目 | 説明 |
フォーム名 | フォーム名を入力します。 文字数上限:75文字以内 |
概要 | 文字数上限:1,000文字以内 |
① デフォルトの項目を編集する
出展イベントを作成すると、下記のデフォルト項目が自動的に作成されます。
- 編集:編集が可能です。編集する場合は、項目の左側にある鉛筆マークをクリックしてください。
- 削除:項目の削除はできません。使用しない場合は、表示/非表示を「非表示」に変更してください。
項目タイプ | 名称変更 | 必須/任意 |
表示/非表示 | |
姓 |
自由記(一行・最大100文字) |
X | 必須 | 公開のみ |
名 |
自由記(一行・最大100文字) |
X | 必須 | 公開のみ |
メールアドレス | メールアドレス | X | 必須 | 公開のみ |
電話番号 |
自由記述(一行・最大100文字) |
◯ | 選択可 | 選択可(任意の場合に、非表示が選択可能) |
所属先・会社 |
自由記述(一行・最大100文字) |
X | 選択可 | 選択可(任意の場合に、非表示が選択可能) |
部署 |
自由記述(一行・最大100文字) |
X | 選択可 | 選択可(任意の場合に、非表示が選択可能) |
役職 |
自由記述(一行・最大100文字) |
X | 選択可 | 選択可(任意の場合に、非表示が選択可能) |
② 項目を新規作成する
[出展フォーム]>[項目を作成]をクリックします。作成できる項目の上限数は62個です。
以下の項目を設定し、[保存]をクリックします。
項目 | 必須/任意 | 説明 | |
項目名 | 必須 | 項目名を入力してください。 文字数上限:100文字 |
|
オプション設定 | 必須/任意 | 必須 | 出展フォームでの登録を必須とするか、任意とするか選択してください。 |
オプション設定 |
表示/非表示 |
必須 | 出展フォームに表示するか、表示しないか選択してください。 |
項目タイプ | 必須 | フォームの種類を下記選択肢よりお選びください。 - 自由記述(1行・最大100文字・改行なし) - 自由記述(複数行・最大2000文字・改行あり) - 電話番号(数字・最大100文字) - チェックボックス(複数選択可、上限数なし) - プルダウン(単一選択、上限数なし) - ラジオボタン(単一選択、上限数なし) 一度項目を作成した後に、フォームの種類を途中で変更することはできません。ご注意ください。 |
|
枠内説明文 | 任意 | 出展フォームの入力欄に、薄いグレーの文字で表示されるプレースホルダーとして表示したい文字を記入してください。 | |
枠外説明文 | 任意 | 出展フォームの入力欄の真下に表示します。 例文や留意事項などを記入してください。 |
|
スキャン項目 | 任意 |
スキャンする項目を選択します。スキャンした名刺の中に選択したスキャン項目のデータがあれば、項目に反映されます。 同一のスキャン項目を複数作成することはできません。 |
<tips>
サンプル:弊社開催イベントでの設定例。赤枠内が新規作成項目
イベント現場でヒアリングした内容やアンケートの回答内容を追記できる項目を作成すると、名刺データと共に情報が保存されますので、後日フォロー時に役立ちます。
</tips>
4. 名刺をスキャンする
<tips>名刺をスキャンする端末は、携帯電話(スマートフォン)・パソコン・タブレットがご利用可能です。利用推奨環境の詳細は、利用推奨環境・ドメインについてをご覧ください。</tips>
① 名刺をスキャンする端末から出展フォームURLへアクセスします。以下2通りの方法でURLをコピーできます。
- [出展イベント一覧] > [出展フォーム] の右側にあるアイコンをクリップし、URLをコピー
- [出展フォーム一覧]のアイコンをクリックし、URLをコピー
② 出展フォームを開き、[担当者名]を入力し、[名刺をスキャンする]をタップします。
担当者名は、スキャンされた情報と共に管理画面に登録されます。接客を担当した方のお名前を入力してください。
③ カメラが起動します。カメラの使用を[許可]します。
④カメラが複数ある場合は、トグルから使用したいカメラを選択し、[撮影する]をタップし名刺を撮影します。
⑤ 撮影した名刺が表示されるので[スキャンをする]をタップします。撮り直したい場合は[撮り直す]をタップすると再スキャンが可能です。
⑥ 撮影した名刺画像と共に、スキャンした情報が出展フォームに入力されます。登録内容がよろしければ、ページ下部の[送信]をタップします。名刺に記載されていない情報を追加したい場合、スキャンした情報を修正したい場合は手入力で補正してください。
<tips>名刺を再度スキャンをし直したい場合は、名刺画像下の[名刺をスキャンする]をタップしてください。
スキャン後に「既にフォームが入力されていますが、スキャン結果をフォームに上書きしますか?」というガイダンスが表示されるため、[OK]をタップしてください。</tips>
⑦ 送信が成功すると「入力内容を登録しました」と表示されます。
<tips>
名刺は連続してスキャン可能です。連続してスキャンをする場合は、担当者名は保持さるため、再入力は不要です。ただし、フォームをリロードした場合は担当者名は空欄に戻りますので、担当者名を再入力してください。
</tips>
5. スキャンデータを確認・編集・ダウンロードする
<attention>スキャンデータを確認するための[出展フォーム一覧]は、管理者権限[あり]のユーザーのみ使用可能です。権限のないユーザーはメニュー自体が表示されません。管理画面の権限の詳細は、メンバー管理をご覧ください。</attention>
スキャンデータを確認する
① [出展フォーム一覧]に作成した出展フォームが表示されます。スキャンした人数は回答数として表示されます。
② [回答一覧]をクリックすると、スキャンした情報を一覧上で確認できます。また、詳細を確認する場合はユーザーをクリックします。
③ 画面右からドロワーが表示され、名刺画像も確認することができます。
一覧に表示する項目
項目 | 説明 |
回答日時 | 登録日時 形式:"yyyy-MM-dd 00:00" |
担当者 | 出展フォームで入力した担当者名 |
名刺画像 | ✅:名刺画像あり (チェックなし):名刺画像なし 名刺画像はドロワー内で確認できます。 |
回答者 | 姓・名 |
メールアドレス | メールアドレス |
電話番号 | 電話番号 |
所属先・会社 | 所属先・会社 |
部署 | 部署 |
追加した項目 | 登録した情報 |
スキャンデータを編集する
① [回答一覧]上の編集したい情報をクリックします。
② 画面右側に表示されるドロワーの[編集]をクリック。編集したら[保存]をクリックします。
スキャンデータをダウンロードする
[回答一覧]の右上に表示されている[ダウンロード]ボタンをクリックすると、「回答一覧.csv」というCSVファイルがダウンロードできます。
ダウンロードできる項目
項目 | 説明 |
回答日時 | 登録日時 形式:"yyyy-MM-dd 00:00" |
担当者 | 入力した担当者名 |
名刺画像 | 名刺画像URL *画像がURL化されます |
回答者 | 姓・名 |
メールアドレス | メールアドレス |
電話番号 | 電話番号 |
所属先・会社 | 所属先・会社 |
部署 | 部署 |
追加した項目 | 登録した情報 |
<tips>スキャンしたデータは横断ユーザー管理に反映され、一元管理が可能です。横断メールの宛先として利用したり、ワンクリック登録機能を利用し、別のイベントに誘導することもできます</tips>
6. スキャンデータをMA/SFAへ連携する
利用するWebhook:ユーザー登録
ユーザー登録のWebhookをご利用いただくことで、スキャンデータをMA/SFAへ連携することができます。iPaasツールなどをご利用いただくか、弊社が提供するWorkatoをご利用ください。Webhookの詳細はWebhookをご覧ください。
Workatoをご利用の場合は、ワークフローを基本レシピとして配布しております。
詳しくは、Workatoを使い始める/ Workato導入ガイドをご覧ください。
<attention>管理画面内にあるすべてのイベントを対象に、該当Webhookが発火します。特定のイベントを対象にしたい場合は、通知設定時に、該当のeventIdの項目を指定いただきますようお願いいたします。</attention>
7. 注意・補足
- 出展イベントの複製も可能です。複製時にイベント開催期間の設定をするだけで、複製元の出展イベントでの設定情報、出展フォームの項目などがコピーされ、出展イベントが複製されます。
- 1イベント内で同じメールアドレスを2回スキャン・登録することはできません。「このメールアドレスはすでに登録されています」というエラーが表示されます。
- [基本設定] > [出展イベント情報] > [イベント開催期間]の開催期間が終了している場合は、名刺のスキャンおよびフォームの送信はできません。