RTMP(Mux)で発行したRTMPS URL及びStream KeyをStreamYardに設定すると、StreamYardで配信する動画をEventHubに連携することができます。
StramYardとは?
複数のプラットフォームで同時配信ができる、動画配信ツールです。
登壇者の画面と資料を同時に表示したり、背景やロゴを設定したりなどブランディング機能もあります。
事前に録画した動画を、ライブ配信のように流すことができる疑似ライブ配信も可能です。
EventHubと連携する場合は、カスタムRTMP(Mux)配信が行える、Basicプラン($20/month)に入っている必要があります。
StreamYardの詳細な操作方法、機能に関しては、StreamYardヘルプページからご自身でお調べの上、設定していただきますようお願いいたします。
<attention>EventHubに設定した動画を管理画面上で削除すると、削除した動画に紐付くデータが全て削除されます。視聴ログも全て確認できなくなりますので、削除する際にはご注意ください。</attention>
1. StramYardでアカウントを作成する
アカウントの作成がまだの方は、StreamYard公式サイトからサインアップをしてください。
EventHubと連携する場合は、RTMP(Mux)配信が行えるStandardプラン($20/month)以上の契約が必要です。 プランの詳細はStramYardプライシングページをご覧ください。
2. EventHubでRTMP(Mux)配信を設定する
①[コンテンツ]>[動画配信]より、[新規作成]をクリックします。
②動画タイプを[RTMP配信]に選択し、チャンネル名/表示順/公開開始日時・終了日時を入力して[決定]をクリックします。
項目 | 詳細説明 |
動画タイプ |
RTMP配信 |
チャンネル名 | イベントページのメイン動画下[ステージ]に表示される名前を設定します。参加者は、動画チャンネルの切り替えをする時にこのタイトルを見ます。 |
表示順 | イベントページのメイン動画下[ステージ]に表示される順番を設定します。 |
公開開始日時 |
動画が再生される日時を設定します。 |
公開終了日時 |
- 動画の再生が強制終了される日時を設定します。 - 公開終了日時を迎えると、強制的に動画の再生が停止され、ステージ上から配信動画が非表示になります。 - ライブ配信が延長した場合、公開終了日時に強制終了されてしまうため、公開終了日時は余裕を持って設定してください。 - イベント開催中に管理画面から日時を変更した場合、既にログインしているユーザーの画面には自動反映されません。反映にはブラウザの更新が必要です。 |
③[RTMPS URL]および[Stream Key]が発行されます。後ほどこの[RTMPS URL]と[Stream Key]をRestreamに設定します。
④[ステージ]をクリックし、プルダウンにチャンネル名が追加されていたら、正常に設定が完了しています。[ステージ]の[▼]には、[コンテンツ]>[動画配信]で設定した、公開開始日時が「当日」の動画のみが表示されます。
3. StreamYardをEventHubと連携する
①StramYardを開き、[ホーム]>[作成]をクリックします。
②[ライブ配信]をクリックします。※事前に録画された動画を配信する場合も、こちらをクリックしてください。
③配信先の選択をします。[+]をクリックし、[カスタムRTMP]を選択します。
<tips> 収録した動画を配信する場合は、[事前に録画済みのビデオ]を選択してください。</tips>
④EventHubから発行したRTMPS URL、およびStream Keyを入力し、[RYMPサーバーを追加する]をクリックします。
ニックネームは公開される項目ではないため、「EventHub セミナー名」など、どのような名前でも問題ありません。
⑤タイトルにイベント名などを入力し、[配信を作成する]をクリックします。
⑥カメラ・マイクの許可をし、表示名を入力して[スタジオに入室する]をクリックしてください。
⑦配信画面右上にある[ライブ配信を開始]をクリックすると、ライブ配信が開始します。
⑧公開開始日になると、イベントページの配信画面が「しばらくおまちください」と表示され、[視聴セッション切替]に動画チャンネル名が表示されます。開始時間になると、動画を再生することができるようになります。
EventHubで設定した動画公開開始時間からStreamYardでライブ配信を開始するまで
EventHubの動画の公開開始日時より後にライブ配信を開始した場合、 開始する前は設定したバナー画像が表示され、「しばらくおまちください」という文言が表示されます。
StreamYardでライブ配信を停止してからEventHubで設定した動画公開終了時間まで
EventHubの動画の公開終了日時より前にライブ配信を終了した場合、配信終了直前の20〜30秒の配信動画が再生できるようになります。こちらの仕様は変更できませんのでご了承ください。
4. 注意・補足
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StreamYardの動画カスタマイズや操作方法/機能に関しては、StreamYardのヘルプページからご自身でお調べの上、設定していただきますようお願いいたします。
- 推奨しているエンコーダ、ビットレート、解像度はMuxの公式ページをご覧ください。
Recommended encoder settings
Upscale Percentage
- 安定した配信環境を実現する方法は、Muxの公式ページをご覧ください。
Healthy live stream
<tips>上記の設定をした場合でも、参加者のネットワーク環境に依存して配信が不安定になる可能性がございます。参加者には安定したインターネット環境で視聴していただくようご案内をお願いいたします。</tips>
- 通信環境によって5秒〜1分程度の遅延が発生する可能性がありますので、ご了承ください。
- 1本目に設定した動画は、自動で再生されます。
- 2本目以降に設定した動画は原則手動再生となっています。視聴する際はブラウザの更新をして動画の再生ボタンをクリックしてください。ただし、下記の3点の場合に限り、例外的に自動再生されます。
【自動再生されるケース】
- 登録フォームまたはログイン画面からイベントページへ遷移した時
- [視聴セッション切替]から動画の視聴チャンネルを切り替えた時
- ブラウザのMEIスコアが一定以上に達した時
- RTMP(Mux)配信を利用する場合、音量調節/最大画面表示/ピクチャーインピクチャー機能/再生バーのみの表示となっております。解像度の調節ボタン等はありません。
- マルチトラックで以下のように動画を設定した場合、2つ目の動画は表示順が若い動画が優先されて切り替わります。
動画A:14:00~15:00 [表示順1]
動画B:15:00~15:30 [表示順2] ← こちらの動画へ切り替わります
動画C:15:00~15:30 [表示順3] ← こちらの動画を視聴したい場合は[視聴セッション切替]から動画を選択します