API：SATORIに登録されたユーザーをEventHubに自動登録する

対象プランOFFLINEBUSINESSPRO

実装にかかる想定時間：約30分
イベント毎に設定する作業：Webhookを作成する

本ページでは、APIを活用してSATORIの登録フォームから収集した登録者を、EventHubへ自動登録する方法をご紹介します。APIの概要についてはAPIについてをご覧ください。

1. SATORIで登録フォームを作成する
2. EventHubでチケット・フォームを作成する
3. SATORIでWebhookを作成する
4. 登録からログインまでの導線
5. サポート対応について

1. SATORIで登録フォーム を作成する

まずは、SATORIで登録フォームを作成しましょう。
SATORI公式ページ：「ウェブページ」について、「フォーム」について

登録後に遷移するサンクスページには、以下のように仮登録中であることを示すとパスワード設定率が向上します。パスワード設定率が向上すると、ログイン率も高まりますのでご参考ください。

<attention>SATORIでフォームを作成した場合、EventHubの利用規約及びプライバシーポリシーに同意した上で登録が行われるようにしてください。詳細は参加者からEventHub利用規約・プライバシーポリシーの同意を取得するをご覧ください。</attention>

カスタマーカスタム項目について

[姓・名・会社名・部署・役職・電話番号...]等のデフォルト項目以外のデータ(例：人数規模)をユーザーから収集したい場合は、カスタマーカスタム項目を作成してください。作成したカスタマーカスタム項目を登録フォームに設置することで、登録時にユーザーからデータを収集することができます。

識別名はStep3のWebhookで利用しますのでお控えください。

2. EventHubでチケット・フォームを作成する

次に、EventHubでチケット・フォームを作成します。
SATORIで作成したフォームから登録したユーザーは、チケット・フォームを通してEventHubへユーザー登録がされます。

以下のページを参考にチケット・フォームを作成しましょう。
登録期限や上限数、ユーザータイプ[来場者/出展者]、コンテンツグループの設定なども反映されます。

• 無料チケットを作成する（QRコード発行なし）
• 無料チケットを作成する（QRコード発行あり）

また、SATORIの登録フォームでカスタマーカスタム項目を作成した場合は、EventHubでも同様にプロフィール項目（カスタム項目）を作成する必要があります。以下のページを参考にカスタム項目を作成してください。

• プロフィール項目を新規作成する

<attention>

- イベントの閉鎖日時を過ぎると登録ができません。
- チケット・フォームの登録期限や上限数を超えると登録ができません。
- ステータスが販売中・非公開の場合は登録が可能ですが、準備中の場合は登録ができません。
- API連携では有料チケットの作成ができません。
上記のいずれかが該当した場合、「Ticket cost must be free and status on sale or private to register a user」というエラーが出現し、ユーザー登録ができません。EventHubのチケット設定を変更してください。</attention>

3. SATORIでWebhookを作成する

SATORIでWebhookを作成します。こちらのWebhookはイベント毎に作成してください。

① [Webhook]から[+]をクリックします。

② 以下の表を参考に項目に入力します。

項目名	入力内容
名前	イベント毎に作成するので、イベントの日付やイベント名にしておくことをおすすめします。
URL	https://api.eventhub.jp/v1/users/create/eventKey?lang=ja 該当のeventKeyを取得してください。
Method	POST
Parameter (JSON形式)	ペイロードのサンプルをご紹介します。 あらかじめ前のStepで作成したチケットフォームのticketId、customFieldIdを取得してください。 ※ //以降のコメントは削除してください。 { "ticketId": "xxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxxx", //ticketIdを貼り付け "email": "{{mail}}", "lastName": "{{last_name}}", "firstName": "{{first_name}}", "affiliation": "{{company}}", "department": "{{department}}", "position": "{{position}}", "delimiter": ",", //複数選択の項目の値がカンマ区切りで渡るように区切り文字を指定 "customFieldtel": "{{tel}}", //カスタム項目はcustomFieldxxxという形でIDを指定 "customFieldsize": "{{params:size}}", "customFieldinteresting": "{{params:interesting}}" }
Content-Type	application/json
Header (JSON形式)	EventHubから取得したAPIキーを挿入します。 取得方法はAPIキーの発行方法をご覧ください。 { "X-API-KEY": "xxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxxx" }

③ これでEventHubとの連携設定は完了です。作成したフォームにWebhookを設定し、動作を確認してください。問題なく動作した場合は、EventHubの[ユーザーリスト]にチケットフォーム経由で登録されます。

<tips>SATORIの実行ログは[Webhook履歴]よりご確認いただけます。
技術者向けAPIドキュメントに記載のエラーレスポンスを参照しながらエラーを解消してください。</tips>

4. 登録からログインまでの導線

APIでSATORIとEventHubを連携した場合、以下の導線で参加者はイベントページにログインすることになります。

① SATORIで作成した登録フォームから参加登録をする
② EventHubからパスワード設定案内のメールを受信する
③ パスワードを設定する
④ パスワード設定完了メールを受信する
⑤ イベントページへログイン

<tips>パスワード設定[なし]でイベントを作成した場合は、パスワードの設定手順③④がありません。</tips>

この時、②で配信されるメールは[メール]＞[システムメール]の[埋め込みフォーム・API連携のパスワード設定 ]から編集してください。「申し込みありがとうございました」という文言を記載するとパスワード設定をせずに離脱するケースがあるため、"良い例"を参考にパスワード設定を促すシンプルな文章にしましょう。

④で配信されるメールは[メール]＞[システムメール]の[EXCELアップロード・埋め込みフォーム・API連携・Marketo連携・同僚招待の登録完了]から編集してください。

5. サポート対応について

こちらでご紹介する方法は、提供する情報の継続や正確性を完全に保証するものではありません。実装方法に関するご不明な点はSATORIのカスタマーサポート、もしくは社内エンジニアへお問い合わせください。

機能や取得したいAPI情報が足りない場合は、ご要望としてお伺いしますので、EventHubカスタマーサポートへお問い合わせください。