対象プランOFFLINEBUSINESSPRO
ランディングページまたはEventHubの登録フォームのURL末尾にUTMパラメーターを付与することで、流入経路の詳細をEventHub上で確認できます。ユーザー毎に、どの経路で登録したのかという情報を簡単に抽出することができるので、費用対効果の計測等にご活用ください。
1. UTMパラメーターの種類と役割
UTMパラメーターとは、Googleアナリティクスに流入経路を正しく認識させるための文字列のことです。Webサイトの中でも長いURLを目にすることがありますが、URL末尾に羅列されている文字列がパラメーターに該当するものです。
以下のようにランディングページまたはEventHubの登録フォームのURL末尾にパラメーターを付与することで、このURLを通してイベントへ参加登録したユーザーが誰か、という情報をEventHub上で確認することができます。
例) https://eventhub.jp/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=event_2020
EventHubで利用できるパラメーターは以下の5種類です。
パラメーター | GAに反映される場所 | 役割 | 例 |
utm_source | 参照元 | 広告主、Webサイト名などを指定する | - yahoo - twitter など |
utm_medium | メディア | メディアを指定する | - email (メルマガ) - display (ディスプレイ広告) - cpc (検索広告) - banner (バナー広告) など |
utm_campaign | キャンペーン | キャンペーンの名称を指定する | - online_event_2022 - offline_event_2022 - conference_2022 などのユニークな名称 |
utm_term | キーワード | 有料検索広告などの検索キーワードを指定する | 検索キーワードに合わせてユニークな名称を設定 - [IT SaaS]の場合はit_saas - [ソフトウェア]の場合はsoftware など |
utm_content | 広告コンテンツ | 複数の広告を区別するためにコンテンツを指定する | A/Bテストを行う時なと広告を区別する - button_A (ボタンA) - button_A (ボタンB) など |
2. UTMパラメーターの設定方法
UTMパラメーターは以下の3つの方法で設定することができます。
パラメーターの設定場所 | GAでの計測 | 説明 |
① EventHubの登録フォームのURLに設定する | できない | [チケット・フォーム]から作成したフォームのURLにパラメーターを設定することで、流入経路を計測することができます。 作成したフォームの一番右にある、3点マーク[アクション]>[URLコピー]をクリックすると、登録フォームのURLが取得できます。 [チケット販売ページURL]に付与することも可能です。 この時、EventHubのフォームにはGoogleアナリティクスを設定することができませんのでご了承ください。 |
② EventHubのフォームを埋め込んだランディングページのURLに設定する | できる | 埋め込みフォームを利用して、EventHubのフォームを埋め込んだランディングページのURLにパラメーターを設定することで、流入経路を計測することができます。 この時、ランディングページにGoogleアナリティクスのタグを埋め込むと、Googleアナリティクスでも流入経路別の数値を確認することができます。 |
③ EventHubのフォームに遷移するボタンを設置したランディングページのURLに設定する* | できる | ランディングページにEventHubで作成した登録フォームのURL(申し込みボタン)を設定した場合、ランディングページのURLにパラメーターを設定することで、流入経路を計測することができます。 *ただし、この方法を実施したい場合は、EventHubの登録フォームへパラメーターを引き継ぐ設定が必要です。設定の方法は以下のページをご覧ください。 LPからEventHubの登録フォームにパラメーターを引き継ぐ この時、ランディングページにGoogleアナリティクスのタグを埋め込むと、Googleアナリティクスでも流入経路別の数値を確認することができます。 |
3. UTMパラメーターの設定ルール
パラメーターの設定には以下の特定のルールがあります。ルールに従わなかった場合、計測できませんのでご注意ください。
- URLの直後に[?]をつける
- パラメーターの名称は[=]で設定する
- パラメーター同士は[&]で連結する
- 半角英数字を使用する (大文字/小文字も区別して識別される)
→ 日本語でも設定は可能ですが、文字化けする可能性があります
EventHubの登録フォームの場合
https://client.eventhub.jp/form/xxxxxx?isTicketSelected=true&utm_source=yahoo&utm_medium=
cpc&utm_campaign=event_2020
注意:登録フォームのURL自体に「?isTicketSelected=true」というパラメーターが付いています。そのため、URLの末尾は[?]ではなくパラメーター同士を結合する[&]をお使いください。
ランディングページの場合
https://eventhub.jp/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=event_2020
※ パラメーターの順序は自由に設定できます。
<tips>上記ルールに沿ったパラメーター付きのURLを簡単に生成できるWebサイトがあります。
設定にミスがあると正しく計測できませんので、ご活用いただくことをおすすめします。
Campaign URL Builder:https://ga-dev-tools.web.app/campaign-url-builder/</tips>
4. 流入経路の確認方法(Googleアナリティクス)
Googleアナリティクス上では、以下の手順で流入経路別の数値を確認することができます。
ユーザー獲得
[レポート]>[ビジネス目標]もしくは[集客]>[ユーザー獲得]
トラフィック獲得
[レポート]>[ビジネス目標]もしくは[集客]>[トラフィック獲得]
5. 流入経路の確認方法(EventHub)
EventHubでは、[リードレポート]および[QRチェックインリードレポート]の2つの方法でユーザー毎に流入経路の情報が紐づいた形で確認することができます。
※ [ユーザーリスト]やその他分析ページからはご確認いただけませんのでご了承ください。
リードレポート |
[リードレポート]からダウンロードできるCSVファイルで確認できます。 ダウンロード方法の詳細はリードレポートをご覧ください。 |
QRチェックインリードレポート |
[QRチェックインリードレポート]からダウンロードできるCSVファイルで確認できます。 ダウンロード方法の詳細はQRチェックインレポートをご覧ください。 |
▼例)CSVファイル