対象プランOFFLINEBUSINESSPRO
RTMP(Mux)で発行したRTMPS URL及びStream KeyをWebexに設定すると、Webexで配信する動画をEventHubに連携することができます。
Webexとは?
ユーザー情報の保護に力を入れており、セキュリティ体制がしっかりしているという特徴を持つ動画配信プラットフォームです。
EventHubと連携する場合は、RTMP(Mux)配信が行える下記プランに入っている必要があります。
①Webex Meetings エンタープライズプラン 2,255円/ID/月~
②Webex Events エンタープライズプラン 22,550円/ID/月~
ただし、既にWebexと契約済みの場合は、過去に実施されたプライシング変更によりご利用のプランが
RTMP(Mux)配信を行えない場合があります。Webexのご契約担当窓口へご確認ください。
Webexの詳細な操作方法、機能に関しては、WeBexヘルプページからご自身でお調べの上、設定していただきますようお願いいたします。
<attention>EventHubに設定した動画を管理画面上で削除すると、削除した動画に紐付くデータが全て削除されます。視聴ログも全て確認できなくなりますので、削除する際にはご注意ください。</attention>
1. Webexでアカウントを作成する
アカウントの作成がまだの方は、Webex公式サイトよりサインアップをしてください。
EventHubと連携する場合は、RTMP(Mux)配信が行える下記プランに入っている必要があります。
①Webex Meetings エンタープライズプラン 2,255円/ID/月~
②Webex Events エンタープライズプラン 22,550円/ID/月~
※トライアル環境及び、無償版ユーザーの場合はライブ配信機能をご利用できません
2. EventHubでRTMP(Mux)配信を設定する
①[コンテンツ]>[動画配信]より、[新規作成]をクリックします。
②動画タイプを[RTMP配信]に選択し、チャンネル名/表示順/公開開始日時・終了日時を入力して[決定]をクリックします。
項目 | 詳細説明 |
動画タイプ | RTMP配信 ※ 一度登録した動画タイプは変更できません |
チャンネル名 | イベントページの[ステージ]に表示される名前を設定します。参加者は、動画チャンネルの切り替えをする時にこのタイトルを見ます。 |
表示順 | イベントページの[ステージ]に表示される順番を設定します。 |
公開開始日時 | 動画が再生される日時を設定します。 公開開始日時当日〜配信開始前は「配信までしばらくお待ちください」と表示されます。 |
公開終了日時 |
- 動画の再生が強制終了される日時を設定します。 - 公開終了日時を迎えると、強制的に動画の再生が停止され、ステージ上から配信動画が非表示になります。 - ライブ配信が延長した場合、公開終了日時に強制終了されてしまうため、公開終了日時は余裕を持って設定してください。 - イベント開催中に管理画面から日時を変更した場合、既にログインしているユーザーの画面には自動反映されません。反映にはブラウザの更新が必要です。 |
③[RTMPS URL]および[Stream Key]が発行されます。後ほどこの[RTMPS URL]と[Stream Key]をWebexに設定します。
④[ステージ]をクリックし、プルダウンにチャンネル名が追加されていたら、正常に設定が完了しています。[ステージ]の[▼]には、[コンテンツ]>[動画配信]で設定した、公開開始日時が「当日」の動画のみが表示されます。
3. Webexでライブ配信を有効化する
①Cisco Webex Control Hubにログインします。
[ミーティング]>[契約中のサイトリストをクリック]>[サイトを構成する]の順番にクリックします。
② [共通設定]にある[サイトオプション]をクリックします。
③画面を下へスクロールし、[ライブ配信サービス]の[その他のライブ配信サービス]にチェックを入れ、[更新]をクリックします。
④[ユーザー]>[ライブ配信機能を有効化したいユーザーを選択]>[Cisco Webex Meeting]の順にクリックします。
⑤[ライブ配信をするドメイン]>[ユーザーの詳細設定とトラッキングコード]の順にクリックします。
⑥[ユーザー設定]にある[ライブ配信を有効にする]にチェックを入れて、画面右下にある[更新]をクリックします。
これでライブ配信有効化の設定が完了です。
4. WebexをEventHubと連携する
①Webexのアプリを開き、[ミーティング]>[ミーティングをスケジュールする]の順にクリックします。
②必要な情報を入力し、[開始]をクリックします。
③ミーティングが起動するので、[ミーティングを開始]>[三点マーク]>[ライブ配信を開始]をクリックします。
④下記の通り、項目を入力します。
ライブ配信サービス:Mux
対象のライブ配信リンク:EventHubから発行したRTMP URL
対象のライブ配信キー:EventHubから発行したStream Key
⑤Webexの画面右上が[LIVE]と表示されます。
連携が完了しているので、 EventHubのイベントページにWebexで動画が配信されているかご確認ください。
5. 注意点
-
Webexの詳細な操作方法、機能に関しては、WeBexヘルプページからご自身でお調べの上、設定していただきますようお願いいたします。
- 推奨しているエンコーダ、ビットレート、解像度はMuxの公式ページをご覧ください。
Recommended encoder settings
Upscale Percentage
- 安定した配信環境を実現する方法は、Muxの公式ページをご覧ください。
Healthy live stream
- 上記の設定をした場合でも、参加者のネットワーク環境に依存して配信が不安定になる可能性がございます。参加者には安定したインターネット環境で視聴していただくようご案内をお願いいたします。
- 通信環境によって5秒〜1分程度の遅延が発生する可能性がありますので、ご了承ください。
- 1本目に設定した動画は、自動で再生されます。
- 2本目以降に設定した動画は原則手動再生となっています。視聴する際はブラウザの更新をして動画の再生ボタンをクリックしてください。ただし、下記の3点の場合に限り、例外的に自動再生されます。
【自動再生されるケース】
- 登録フォームまたはログイン画面からイベントページへ遷移した時
- [視聴セッション切替]から動画の視聴チャンネルを切り替えた時
- ブラウザのMEIスコアが一定以上に達した時
- RTMP(Mux)配信を利用する場合、音量調節/最大画面表示/ピクチャーインピクチャー機能/再生バーのみの表示となっております。解像度の調節ボタン等はありません。
- マルチトラックで以下のように動画を設定した場合、2つ目の動画は表示順が若い動画が優先されて切り替わります。
動画A:14:00~15:00 [表示順1]
動画B:15:00~15:30 [表示順2] ← こちらの動画へ切り替わります
動画C:15:00~15:30 [表示順3] ← こちらの動画を視聴したい場合は[視聴セッション切替]から動画を選択します -
設定している全ての動画の公開終了日時を迎えると、「すべての配信が終了しました ご視聴ありがとうございました」と表示されます。