対象プランOFFLINEBUSINESSPRO
YouTubeでライブ配信している動画をEventHubとYouTubeを連携させることで、ライブ配信動画をEventHub上で配信することができます。
<attention>EventHubに設定した動画を管理画面上で削除すると、削除した動画に紐付くデータが全て削除されます。視聴ログも全て確認できなくなりますので、削除する際にはご注意ください。</attention>
1. ライブ配信をするための事前設定
開設したYoutubeのアカウントで初めてライブ配信を行う場合は、YouTube Liveの申請をしましょう。
<tips>ライブ配信の有効化には24時間ほど時間を要します。
また、ライブ配信を行う場合、過去90日間にライブ配信に関する制限を受けていないことが条件となります。</tips>
①Youtubeホーム画面右上のプロフィール画像をクリックし[YouTube Studio]を選択します。
②左サイドメニューの[設定]をクリックします。
③[チャンネル]を選択し[機能の利用資格]タブをクリックします。
④スマートフォンによる確認が必要な機能の欄にある[電話番号の確認]をクリックします。
⑤以下の項目を入力し[コードを取得]をクリックします。
- 確認コードの受け取り方法を指定
- 国を選択
- 電話番号を入力
⑥受け取った確認コード6桁を入力し[送信]をクリックします。
アカウント認証完了後、ライブ配信が可能になるまで24時間程度お待ちください。
⑦ライブ配信が可能になると、[YouTube Studio]>[設定]>[チャンネル]>[機能の利用資格]にある[スマートフォンによる確認が必要な機能]が[有効]になります。
申請・承認・設定方法などは適宜変更されます。最新の情報は公式サイトよりご確認ください。
2. YouTubeでライブ配信ビデオを作成する
①YouTube Studioを開き、画面右上にある[作成]から[ライブ配信を開始]をクリックします。
②以下の通り項目を設定し、[次へ]をクリックします。
動画タイトル:動画の左上に表示されるので、イベント名やセッション名を入力してください。
サムネイル:動画開始時/終了時に表示されます。
公開設定:[限定公開]に設定します。※「非公開」では配信ができません。
視聴者層:[いいえ、子ども向けではありません]を選択します。
年齢制限:[いいえ、18歳以上のみの視聴者に制限しません]を選択します。
埋め込みを許可する:チェックを入れます。※ チェックが入っていないと配信ができません。
③カスタマイズの設定は、EventHubへ連携されないためどのような設定でも問題ありません。[次へ]をクリックします。
④公開設定を[限定公開]にし、スケジュールを設定したら[完了]をクリックします。
⑤[共有]をクリックすると、共有リンクが表示されます。
https://youtube.com/live/6VDH5vHXf6k?feature=shareのリンクの中央「6VDH5vHXf6k」部分がVideo IDです。
こちらをEventHubへ入力することで連携ができるので、コピーしておきましょう。
<attention>配信前の確認事項
以下の設定をしていないと配信ができません。必ず確認してください。
- 埋め込みが許可されている
YouTube Studioから、[コンテンツ]>[動画を選択]>[編集]>[埋め込み]>〔新しい値〕をオン>[動画を更新]の順に、埋め込みの許可がオンになっているか確認します。
本項目が許可されていないと、EventHub上での埋め込み配信ができません。
- 公開範囲が限定公開になっている
YouTube Studioから、[コンテンツ]>[動画を選択]>[編集]>[公開設定]>[公開]>[動画を更新]の順に、限定公開になっているか確認してください。 限定公開とは、YouTube上で検索してもヒットはしないが、URLを知っていれば閲覧ができるという状態です。
「非公開」では配信ができません。
</attention>
3. EventHubに動画配信の設定をする
YouTubeで設定した配信動画をEventHubに連携する方法をご説明します。
①[コンテンツ]>[動画配信]より、[新規作成]をクリックします。
②動画タイプを選択し、VideoIDを設定します。全ての項目を設定し、[決定]をクリックします。
項目 | 詳細説明 |
動画タイプ | YouTube ※一度登録した動画タイプは変更できません |
Video ID | YouTubeで取得した動画のIDを入力します。 動画のリンク下記赤字部分がIDです。 https://youtube.com/live/6VDH5vHXf6k?feature=share ※推奨画面比率 16:9 |
チャンネル名 | イベントページの[ステージ]に表示される名前を設定します。参加者は、動画チャンネルの切り替えをする時にこのタイトルを見ます。 |
表示順 | イベントページの[ステージ]に表示される順番を設定します。 |
公開開始日時 | 動画が再生される日時を設定します。 公開開始日時当日〜配信開始前は「配信までしばらくお待ちください」と表示されます。 |
公開終了日時 | - 動画の再生が強制終了される日時を設定します。 - 公開終了日時よりも前に配信の終了を迎えた場合、動画左上に「ご視聴ありがとうございました」という文言が表示されます。 - 公開終了日時を迎えると、強制的に動画の再生が停止され、ステージ上から配信動画が非表示になります。 - ライブ配信が延長した場合、公開終了日時に強制終了されてしまうため、公開終了日時は余裕を持って設定してください。 - イベント開催中に管理画面から日時を変更した場合、既にログインしているユーザーはブラウザの更新をするか、しない場合は5分後に変更した時間が反映されます。 |
③[ステージ]をクリックし、プルダウンにチャンネル名が追加されていたら、正常に設定が完了しています。[ステージ]の[▼]には、[コンテンツ]>[動画配信]で設定した、公開開始日時が「当日」の動画のみが表示されます。
4. ライブ配信を開始する
①YouTube Studioの画面左にあるカレンダーマークをクリックすると、手順2で作成した配信予定の動画が表示されます。本番で配信する動画をクリックします。
②[ライブ配信を開始]をクリックすると、配信が開始されます。
EventHubで設定した動画公開開始時間からYouTubeでライブ配信を開始するまで
EventHubの動画の公開開始日時より後にライブ配信を開始した場合、開始する前はYouTubeで設定したサムネイル画像が表示され、画面左下にはYouTubeライブの配信開始時間が表示されます。
YouTubeでライブ配信を停止してからEventHubで設定した動画公開終了時間まで
EventHubの動画の公開終了日時より前にライブ配信を終了した場合、動画の配信終了後の関連動画を非表示にするために、デフォルトでループ機能を設定しています。そのため、終了すると同時にアーカイブ動画が生成され、最初から自動再生されます。
5. 注意・補足
- イベントページで動画を途中停止した場合、関連動画が表示されることがあります。YouTubeの仕様上、関連動画を非表示にすることができませんので、ご了承ください。
- 1本目に設定した動画は、自動で再生されます。
- 2本目以降に設定した動画は原則手動再生となっています。視聴する際はブラウザの更新をして動画の再生ボタンをクリックしてください。ただし、下記の3点の場合に限り、例外的に自動再生されます。
【自動再生されるケース】
- 登録フォームまたはログイン画面からイベントページへ遷移した時
- [視聴セッション切替]から動画の視聴チャンネルを切り替えた時
- ブラウザのMEIスコアが一定以上に達した時
- マルチトラックで以下のように動画を設定した場合、2つ目の動画は表示順が若い動画が優先されて切り替わります。
動画A:14:00~15:00 [表示順1]
動画B:15:00~15:30 [表示順2] ← こちらの動画へ切り替わります
動画C:15:00~15:30 [表示順3] ← こちらの動画を視聴したい場合は[視聴セッション切替]から動画を選択します - 設定している全ての動画の公開終了日時を迎えると、「すべての配信が終了しました ご視聴ありがとうございました」と表示されます。