対象プランOFFLINEBUSINESSPRO

擬似ライブをご利用の際、ご利用のネットワーク環境や動画のファイルサイズによってアップロードの可否や処理時間が左右されます。アップロードができない場合は本ページをご参考ください。

1. 基本サイズ・ファイル形式

以下のサイズとファイル形式のデータをアップロードしてください。

ファイル形式	mp4,avi,mov,wmv
サイズ	最大20GB　※ これ以上のファイルはアップロードできません
推奨画面比率	16:9
推奨解像度	1920x1080

2. 動画に関する基本知識と適切なサイズ

フレームレートとは？

1秒間に何コマある動画かというのを表す数値で、単位はfps（frames per second）を使います。
1秒間のコマ数が多ければ滑らかな動画となり、少なければカクついた動画となりますが、同じビットレートで設定した場合にフレームレートが高ければ高いほど画質が劣化したり、動画の容量も大きくなります。一般的な動画であれば30fpsで十分ですが、動きの少ないセミナー動画では20fpsまで下げても問題ありません。

また、ドロップフレーム・ノンドロップフレームどちらも対応しています。

ビットレートとは？

1秒間のデータ量を表す数値で、単位はbps（bit per second）を使います。動画のビットレートには「映像ビットレート」「音声ビットレート」の2種類があります。2つを合算した値が動画ファイルの総ビットレートとなります。映像ビットレートが高いとより鮮明で滑らかな動画となりますが、動画の容量が大きくなったり、視聴者のネットワーク環境によっては再生がスムーズにいかないことがあります。

Adobe Premier（動画編集ソフト）では、フレームレート23.976(24)fpsでH.264(MP4)の動画の場合、以下のビットレートを推奨値としています。[動きの少ない映像]のビットレート値は、Androidタブレットでもスムーズに再生される数値です。

解像度	動きの少ない映像	動きの多い映像
480p（SD）	0.94〜1.13 Mbps	2Mbps
720p（HD）	2〜2.4 Mbps	5Mbps
1080p（フルHD）	4.5〜5.4 Mbps	8Mbps
2160p（4K）	35～45 Mbps	53～68 Mbps

なお、音声ビットレートは128~160Kbpsで十分です。音質が必要なければ64Kbpsに下げて、映像のほうにビットレートを回しても良いでしょう。

解像度とは？

動画の縦横のピクセル数を表し、動画の鮮明さを決めるものです。1920x1080等の数値で表す場合もあれば、1080pやHDと表す場合もあります。解像度が高いと多くの画素（ピクセル）で映像を描写することができ、より細やかな映像となりますが、その分容量が大きくなります。EventHubでは1080pを推奨としていますが、資料投影が中心のセミナー動画の場合は720pでも問題ありません。

解像度対応表
360p	640×360
480p（SD）	720×480
720p（HD）	1280×720
1080p（フルHD）	1920×1080
2160p（4K）	3840×2160

動画の解像度は、視聴者側のネットワーク環境によって変動します。解像度の高い動画を設定した場合でも、視聴者のネットワーク環境が不安定の場合は設定した解像度より低い解像度で再生されます。

3. アップロード時のポイント

動画の容量が大きければ大きいほど、アップロードと処理に時間がかかります。
再生時間が長い動画はアップロードに時間がかかるため、フレームレート・ビットレート・解像度を下げてからアップロードしてください。
どうしても映像のクオリティを下げたくないという場合は、セッション毎に動画を分割してアップロードしていただく等、1つの動画の再生時間を短くして容量を下げてからアップロードしてください。
ご利用のネットワーク環境の速度が十分でない場合はアップロードに時間がかかる場合があります。動画のアップロード時間は最大3時間ですが、60分待ってもアップロードができない場合、別のネットワークに接続してアップロードする等ご対応いただきますようお願いいたします。
アップロード中に以下のことをしてしまうとアップロードが中断されますのでご注意ください。
- Wi-fiなどのネットワークを切断してしまう
- パソコンがスリープモードになる
- 管理画面のタブを閉じる
複数人で管理画面にログインした時、1名の方がアップロード中の場合は他の方の画面で以下のようなエラーメッセージが出ます。アップロードは進行していますので、アップロード中の画面を閉じないでください。