これまで、イベントに参加したユーザーの抽出方法に "動画の視聴分数が1分以上あった方" という方法で抽出していただいていましたが、ユーザー毎に「参加」「不参加」のフラグが抽出できるようになりました。
本リリースにより、EXCELファイルの加工をせずに参加有無の情報を抽出することができるようになる他、参加/不参加に絞ってメールを送信することができたり、参加/不参加フラグをMAやSFAに連携したりすることが可能になります。
1. フラグが表示される場所
以下の機能に、[開催期間中の参加]という項目名でユーザー毎の参加/不参加のフラグが表示されるようになります。
- ユーザーリスト
- リードレポート
- ブース別リードレポート
- QRチェックインレポート
- 出展企業管理画面リードレポート
2. 参加/不参加に絞ってメールを送信する
本リリースに伴い、イベントに参加した方に絞ってサンクスメールを送信したり、不参加だった方に絞ってアーカイブ配信のご案内メールなどを送信することができるようになります。
[ユーザーリスト]に表示されている[開催期間中の参加]の項目から[参加]を選択し、検索条件を[保存]します。[新規作成]からメールを送信する時に、送信対象を作成した検索条件[参加者]にすることで、サンクスメールを送信することができます。
検索条件を[不参加]にすることで、イベントに参加できなかった方に向けて、アーカイブ配信の案内や次回セミナー予定などのメールを送ることも可能です。
詳細は対象者に絞ってメールを配信するをご覧ください。
3. APIの公開について
本リリースに伴い、ユーザー毎の参加/不参加のデータをAPIでも取得することが可能になりました。EventHubに登録されているユーザーの一覧を取得する「ユーザー情報取得」及び「ユーザー詳細情報取得」で取得が可能です。
名前 | 種類 | 説明 |
attended | boolean | ユーザがイベント開催中に参加した場合trueとなります |
これにより、MAやSFAに参加有無の情報を連携することができたり、スプレッドシートに参加状況をリアルタイムに書き出したりすることもできます。
APIに関する情報はこちらのページをご覧ください。
4. 定義について
イベントへの参加/不参加フラグは、[イベント情報]から設定した[イベント開催期間]にアクセスされたかどうかで判断されます。開催期間を変更した場合、変更した期間で参加/不参加フラグが算出されます。
5. ダッシュボードとの違いについて
今回リリースした機能と似た機能に、[ダッシュボード]があります。
ダッシュボード右上にある集計期間から期間の絞り込みを行い、該当する期間に登録したユーザー数を確認したり、イベントの参加者数の総計を確認することができる機能です。
[ダッシュボード]で確認できる参加者数の算出方法と、今回リリースした[参加/不参加フラグ]の算出方法では以下の点が異なります。
ダッシュボード | EventHubに登録されているユーザーの中で、[基本設定]>[イベント情報]で設定したイベント開始日の0:00から終了日の23:59までの期間にアクセスしたユーザーの総計 |
参加/不参加フラグ | [基本設定]>[イベント情報]で設定したイベント開始日時から終了日時の期間にアクセスしたユーザーは[参加]フラグが立つ |
例)開催期間を2023/04/05 10:00~2023/04/06 18:00と設定した場合
ダッシュボード:04/05 0:00 ~ 04/06 23:59 の期間にアクセスしたユーザーの総計
参加/不参加フラグ:2023/04/05 10:00~2023/04/06 18:00にアクセスしたユーザーは[参加]