対象プランOFFLINEBUSINESSPRO
API連携機能を活用することで、EventHubと様々なシステムを連携することができます。本ページでは、API連携をより簡単に実現できるWebアプリケーション「Zapier」をご紹介します。
1. Zapierとは?
Zapier(ザピアー)とは、ノーコードでワークフローの自動化を実現することができるWebアプリケーションです。日々の単純な繰り返し作業を自動化したり、システム間でデータを連携したり等、業務上で必要なワークフローをプログラミング知識がなく簡単に作成することができます。5,000以上のWebアプリケーションやクラウドサービスに対応しており、自動化サービス(iPaaS)としては世界シェアNo1のアプリケーションです。
米国のアプリケーションのため英語のみの対応ですが、直感的に分かりやすいUI/UXですので、どなたでも安心してご利用いただけます。
Zapier 公式ページ | https://zapier.com/ |
2. ZapierとEventHubでできること
EventHubで利用できるTrigger・Actionを活用して以下のようなことが実現できます。
例)
- HubSpotで作成したフォームで参加登録されたらEventHubに自動でユーザー登録する
- 参加登録されたらSlackやチャットワークに通知する
- アンケート結果をSlackやチャットワークに通知する
- 参加登録されたユーザーの情報をリアルタイムにスプレッドシートに反映する
上記は一例ですが、その他にも様々なことが実現可能です。イベントを運営する上で自動化したい業務やシステム間のデータ連携をぜひお試しください。
3. 料金プラン
Zapierの基本的な考え方として、「Zap」と「Task」があります。
"アンケート結果をSlackに通知する"というワークフローを組んだ場合、これを1Zapとカウントします。実際にアンケート結果がSlackに通知されるとTaskを消費するという仕組みになっており、Taskの消費方法に関しては公式ページ
Learn about tasks in Zapierをご覧ください。
有料プランに契約すると、Zap数やTask数、利用できるアプリケーションが多くなります。その他にもプランによって利用できる機能が異なりますので、料金プランは公式ページをご確認ください。
※ FreeプランでもEventHubとの連携は可能ですが制限があります。
Zapier 料金プラン表 | https://zapier.com/pricing |
4. Zapierの使い方
① アカウントの作成
まずは[公式ページ:https://zapier.com/ ]にアクセスし、アカウントの作成をしましょう。
② タイムゾーンを変更
ログイン後、画面右上の[Settings]から[Timezone]を[GMT+09:00 Asia/Tokyo]に変更します。時間を指定してワークフローを実行するケースもありますので、日本時間のタイムゾーンに変更しておきましょう。
③ Zapの新規作成
画面左上の[Create Zap]からZapを新規作成します。EventHubと連携をする場合は、Triggerに[EventHub]のアプリケーションを選択してください。この時初めてZapを作成する場合は、[Choose account]ではEventHubから取得したAPIキーを入力してください。次回から入力は不要です。
※ APIキーの取得はAPIキーの発行方法をご覧ください。
④ ZapをPublishする
作成したZapは画面右上の[Publish]をクリックすると公開されます。公開したZapが問題なく動いているかどうか確認するためには、画面右側の[History]からご確認ください。
5. EventHubのTrigger・Actionについて
Trigger・Actionとは?
Triggerとは、Zapを開始するイベントを指し、設定したTriggerを起点にZapが起動し始めます。
"アンケート結果をSlackに通知する"というワークフローを組む場合、Triggerは「ユーザーのデータが更新される(アンケートに回答される)」となります。
公式ページ:Set up your Zap trigger
Actionとは、Triggerが発動した後にZapが実行するステップを指し、Actionを経てワークフローが実行されます。
"アンケート結果をSlackに通知する"というワークフローを組む場合、Actionは「Slackに通知する」となります。
公式ページ:Set up your Zap action
Triggerは1つのZapにつき1つのみ設定ができ、Actionは100ステップまで設定が可能です。
EventHubのTrigger
Zapierで利用できるEventHubのTriggerは以下の3種類です。
Trigger名 | 詳細 |
New Custom Field | Triggers when a new custom field is created. カスタムフィールドが新しく作られた時にトリガーが発射します。 ※ カスタムフィールドとは[基本設定]>[プロフィール項目]>[新規作成]から作成した項目を指します。 |
New Event | Triggers when a new EventHub event is created, retrieves all events associated with the accountholder of the API key. APIキーに紐づく全てのイベントを取得し、新しいイベントが作成された時にトリガーが発射します。 |
Update User | Triggers on updates to the user database, including new records, profile updates, and analytics. ユーザーに紐づく全てのデータが更新された時にトリガーが発射します。 新規ユーザーの登録、プロフィール情報の更新、視聴データやアンケート回答の更新なども含みます。 [Trigger Type]から[Create Only]または[Create + Update]が選択できます。 ユーザーの新規登録のみをトリガーにしたい場合は[Create Only]、新規登録とデータ更新をトリガーにしたい場合は[Create + Update]を選択してください。 |
EventHubのAction
Zapierで利用できるEventHubのActionは以下の2種類です。
Action名 | 詳細 |
Create User | Create EventHub User. 指定したイベントにユーザー(参加者)を登録します。 |
Get User Details | This fetches the full user profile as well as analytics. 視聴データやアンケート回答などのデータを含む、ユーザーのプロフィール情報を取得します。 |
6. Zapierを利用した実装方法例
具体的にどのように連携するのか、参加登録されたらユーザー情報と共にSlackに通知する方法を以下のページでご紹介しています。一例ではございますが、ご参考ください。
参加者が会場にチェックインしたら担当営業にSlackで通知する(Zapier)
7. サポート対応について
Zapierに関して、提供する情報の継続や正確性を完全に保証するものではありません。
Zapierに関するお問い合わせは、Zapierのヘルプページまたはカスタマーサポートまでご連絡ください。
EventHubカスタマーサポートはZapierに関するご質問はお答えできかねますので、予めご了承ください。
Zapier ヘルプページ | https://help.zapier.com/hc/en-us |
Zapier カスタマーサポート | ヘルプページ右下にある[?]>[Contact Support]からお問い合わせください。 |